カメラと私を振り返る その2
一眼レフというもの
Canon PowerShot S120を購入し、構図なんて気にしないで目の前の風景をどんどん切り取る楽しさにハマった。横浜市在住という立地も後押ししたと思う。みなとみらい、鎌倉、江の島、小田原。少し足を延ばせば都内へも一時間半圏内。被写体には困らなかった。
当時撮っていた写真がこちら
RAW現像も知らない。画像修正も知らない。撮って出しが当たり前の頃。写真としては色はくすんでいたり、広角の歪みがあったりだけれど、どれも思い入れは深い。
やがて、一眼レフに興味を持ち出し、近所にあったヤマダ電機で初めて購入した一眼レフがこちらです。
当時、上位機種のX7iが出たばかりで型落ちとなっていた。店員さんの話を聞いて、X6iとX7iとの違いは私にはあまり必要のない機能であったので、安価であったこちらを選んだ。
ファインダーを覗いて撮るって、おもしれぇぇぇ!!
コンデジとは違うシャッター音。物理的にレフが上がり、シャッター幕が下りるあの音にゾクゾクした。一緒にX6iのレクチャー本を一冊買い、そこで初めて構図だとか、シャッタースピードと絞りの関係などを知った。私のカメラ熱は上がる一方であった。
買ってすぐに撮ったろう写真たち。
ファインダーを覗きながらピントリングを回し、像が結んでいく感覚がとても心地よかった。しばらくキットレンズをお供にあちらこちらへ撮りに出かけた。
撒き餌レンズの50mm単焦点を買ったり、40mm単焦点(パンケーキレンズ)を買ったり、24mm単焦点を買ったり、後先考えないでレンズを買い漁っていた。ほどなくして、私の心をわしづかみにするレンズと出会うのである。
それはまた次回。
ほな、また。